【ライブレポート】Official髭男dism@NHKホール/生音最高!日本武道館公演に絶対に行きたいと思った理由

久しぶりのライブレポートを書いてみたいと思います!

 

今日は、Official髭男dism(通称:髭男)のワンマンツアーに行ってきました。

NHKホールという、過去最大キャパの会場でのライブでしたが、ぶっちゃけ期待の遥か上を超える最っっ高のライブでした。(この1年間で見たライブの中で、お世辞抜きで一番良かったです…!何十公演見た中で、圧倒的に1位ですw)

 

「ライブに行けなかった!」という人が同じライブを生で見れないのは残念なのですが、実は3月28日(木)にWOWOWにて本公演の模様が放送される&7月8日(月)に日本武道館公演を行うことが発表されています。

 

是非そこで彼らのワンマンライブのすごさを味わってほしい…!そう思い、今回は熱気冷めやらぬ状態でライブの感想をお伝えしたいと思います!!

 

1. まずはOfficial髭男dismについておさらい

 

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Official髭男dism

メンバーは藤原聡(Vo,Pf)・小笹大輔(Gt)・楢崎誠(Ba,Sax)・松浦匡希(Dr)の4人組。2012年に島根県で結成され、2015年1stAlbum「ラブとピースは君の中」でインディーズデビュー。

2018年に2ndSingle「ノーダウト」でメジャーデビュー。「ノーダウト」はドラマ「コンフィデンスマン」主題歌にも抜擢され、一気にブレイクを果たす。

今、ノリにノっている、"山陰発ピアノPOPバンド"。

 

▼オフィシャルホームページ

higedan.com

 

Official髭男dismに関する過去の記事

hogaku-rush.hatenablog.com

 

2. 今回のライブについて 

今回のライブは"Official髭男dism one-man tour 18/19"。全国24公演を回る、ホール&ライブハウスツアーです。

今回、自分が参戦した1/24(木)のNHKホールは20公演目。ここまでの会場の中では最も大きなキャパシティだと思います。

 

ちなみに、今日のセットリストはこんな感じでした!

▼セットリスト

01. ESCAPADE
02. Tell Me Baby
03. バッドフォーミー
04. SWEET TWEET
05. コーヒーとシロップ
06. 115万キロのフィルム
07. 相思相愛
08. Trailer
09. LADY
10. たかがアイラブユー
11. ブラザーズ
12. FIRE GROUND
13. Clap Clap
14. 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
15. ノーダウト
16. Stand By You

En.

17. 日曜日のラブレター

18. 異端なスター

 

3. 工夫が満載!ホールツアーだからこその演出がすごい

セットリストだけ見ても、ファンからすれば本当にうらやましいライブかもしれません。加えて、今回のNHKホールでは、ライブがより魅力的なものになる演出の工夫があったと思っています。映像を見る際には、是非注目してみてほしいです!

 

①圧倒的"生音"

今日のライブを見て自分がまず感動したのは、演奏がすべて生音だったこと。メンバー4人に加えて、キーボード・パーカッション・トロンボーン・トランペット・サックスのサポートメンバーが入っていました。総勢9人の演奏がとにかく圧巻です!

通常音源は音を重ねて取っていたり、ライブでも打ち込みを使ったりと、全てを生の演奏で聴く機会はそれほど多くないと思います。

今回のライブでは、演奏はすべて生音。音の響きを感じられるホールツアーとの相性も抜群でした。音源ではなかなか気付かない音にも目が向き、髭男の楽曲の音の厚みを実感しました!本当は映像ではなく生で聴いてほしい(笑)

 

②楽曲の良さをより引き立てる光の使い方

次いで強く印象を持ったのは、照明の気合の入り方です。楽曲に対してイメージの合う照明をあてがうのではなく、どのメロディでどの色をどう当てるか、丁寧に考えたんじゃないかな、と思っています。照明のパターンも、かなり多かったのではないでしょうか。

髭男の曲はピアノが目立ちPOPな印象が強いと思いますが、今回はPOPなイメージの楽曲は照明で赤・青・黄・緑のような原色系を使い楽しげに表現することで視覚でも楽しませてくれていたと思います。また、明暗の強弱もあり、特に藤原さんがピアノを弾きながらソロで歌うシーンのピンスポットはライブにメリハリを与えていたと思います!放映を見る際には、照明にも注目してみてください^^

 

③MCも少なめがちょうどいい

今回のライブでは、MCが少なめな印象(特に序盤~中盤)でしたが、むしろそれが非常にちょうど良かったな、と思っています。

3曲程度演奏した後にMC、というライブも結構ありますが、演奏→MC→演奏→MCと頻繁に入れ替わるとその度ごとにオーディエンスを温め直さなければいけなかったりします。

今回、生音というのもあり、「うわ、いい音だな!」と一気に演奏に入り込んだのですが、MCが少ないことでその感動が途切れることなく、すっと最後まで続きました。

 

4. 「音にどっぷり浸かる幸福」を味わえる贅沢な時間

さて、ここからは、ライブを見た上での私の感想になります。全部綺麗に整理できているわけではないのですが、今の気持ちに正直に自分の言葉で書いてみたいと思います!

 

今回、ぴったり2時間ほどのライブだったのですが、「え、もう2時間たったの?!まだ聴いてたい!!」というのが終わった後の第一声でした。

見終わった後に「満足感」や「お腹いっぱい感」があるというよりは、シンプルに「もっと聴いていたい!見ていたい!」と感じるライブです。

そして、終わった後の余韻もすごい。「耳が幸せだったな~本当にいい時間だったな~」と感じる幸福感がまだあります。

 

終わった後に、明日のことやずっと気にかかっている嫌なことなどを何も考えずにただ幸せになれるライブが、一番いいライブだと思います。今日の髭男のライブは、シンプルにそんな感じでした。

なぜ、今回のライブにこんなにも感動しているのか ―言葉にするのは野暮かもしれませんが、自分なりに行きついた今回のライブの魅力は「ただ音に浸り、音を楽しむ幸福を感じられたこと」なんじゃないかと。そう思っています。

 

先ほど書いた「生音」・「光」・「MCのバランス」も手伝って、今日は既に知っているはずの曲の魅力を"音"を通じて再発見することができた2時間でした。

例えば、「鍵盤が弾むような粒感を出しているのがPOPでいいな」とか、「この曲のこの広がる感じが好きだったけど、こんな音が重なってたんだ」とか、「歌と歌の間の余韻や間が、鳥肌が立つほどカッコイイな」とか。

例えて言うなら、BlueNoteみたいなJazzBarとか、ミュージカルとかそんな感じ。とにかく音とリズムに没入していたからこそ、あっという間の感覚と新たな発見を味わえたと思っています。

 

 演奏が終わった後の拍手には、「Bravo!」に近いニュアンスが含まれていたと思います。自分と同じように、他の皆も同じように音を楽しんでいて、「音楽っていいな」という気持ちになっている。オーディエンスと一体になれた気がしたのも、ただ幸せでした。

 

5. 日本武道館公演に注目!

今日と同じ9人編成(か、もしかしたらそれ以上?)で、武道館も盛り上げてくれると宣言してくれた髭男。もちろんずっと好きなので、そうじゃなくても行くのですが、また生音に浸れる日が(しかももっと大きな会場で、たくさんの人と)来るなんて!武道館公演行くっきゃないでしょ、という気分になるのです。

(どうでしょう??これを読んでいるあなたも、行きたくなったでしょうか?(笑))

 

絶対チケット当てて見せます。あー、今日は楽しかった!!