大人気My hair is badの魅力を椎木さんに惚れてる25歳男子が語ってみた

My hair is badの魅力を語ってみる

先回の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。。。

定期的に更新しないとなかなか腰が重くなりそうなので、

台風の夜にお酒を飲みながら書いてます(笑)

 

さて、今日は僕が本当に好きなバンド、"My hair is bad"の魅力について書きたいと思います。

マイヘアのライブなんて、今や最もチケットが取りづらいライブの一つだし、

フェスもいつも一番大きいステージで鳴らしているし、

今更魅力がどうとかいうバンドでもないのですが、、

僕がこのバンドに夢中になっている理由は、ちょっと変わっているかもしれません。

 

※ヴォーカルの椎木さんの話が多いのですが、たまたま椎木さんについて考えてみた、というだけなので、バヤさんややまじゅんの魅力はまた別の回に書きますね(笑)

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My hair is bad (左から、山田淳:Dr、椎木知仁:Vo/Gt、山本大樹:Ba)

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1.  まずはプロフィールから

My hair is badの結成は2008年。

新潟県上越市にて、椎木が山本・山田を誘ってバンドを結成します。

高校時代からバンドのサポートを務め、

2013年にミニアルバム『昨日になりたくて』でデビューします。

 

2016年にメジャーデビュー後、ファンを着実に増やし、

2018年には初めての武道館2Daysを成功させました。

 

今年の夏フェスも引っ張りだこで、

ROCK IN JAPAN fes.では初のグラスステージに昇格。

今最も勢いがある若手ロックバンドのうちの一人と言っても過言ではないと思います!

 

2.  マイヘアの魅力は"女々しさ"も含んだ「徹底した自己開示」

僕がマイヘアにハマったのは、2016年のメジャーデビューのタイミング。

YouTubeのオススメで流れてきて聞き込むうちに、気づいたらファンになっていました。

 

マイヘアの特徴として語られることが多いのは、

ヴォーカルの椎木さんの歌詞の"女々しさ"でしょう。

 

My Hair is Badの魅力、それは「正直さ」と「女々しさ」だ。 | HAN-PENGUIN!!

My Hair is Bad が女々しくて最高にいい|3分間hack.

My Hair is Badの魅力は女々しい恋愛の歌だけじゃない | SUGAROCK

 

僕も別れた彼女とうまく友達に戻れたことがないので、椎木さんの"女々しさ"には多分に共感するところがあります。

ただ、ライブに行くようになって、マイヘアの特徴として語られるこの"女々しさ"は、一つの側面でしかないなと思うようになりました。

 

マイヘアのライブに行くと、女性ファンの多さにいつも驚かされます。(そんな中で、25歳男子の僕が本気で聞き惚れているのはちょっと浮いてます(笑))

マイヘアの女性ファンは、本当にマイヘアというバンドが大好きだな、といつも感じますが、そうはいっても特に椎木さんへのまなざしは特別なものがあります

(何というか、ただカッコイイというよりは、椎木さんに惚れている、といったほうが正しいかもしれません)

 

なんでこんなに、ファンに"惚れられる"のか?

僕はその理由が(女々しさとも共通するところではあるのですが)、ライブMCや歌詞などに見られる「徹底した自己開示」にある思っています。

例えばということで、歌詞をいくつか。

 

マイヘアの定番の曲といえば、やはり元カノへの想いを綴った曲でしょう。

今は君の彼氏じゃない でも今のやつとお似合いじゃない

何か騙されちゃってんじゃない 元、君の彼氏より

『元彼氏として』

分かります、すごく(笑)

きっと必ず後悔さしてやる

『復讐』

復讐してやりたいほど憎んだこともありますよね。。

いつもは冷たくするくせに

二人の時は優しくするんだね

君は言う「あなた、犬みたいでいい」って

『真赤』

犬みたいだなんて、彼女とのリアルな会話な気がします。

 

また、『ドラマみたいだ』では、どんどん結婚していく仲間を見て

取り残されたように感じる不安を歌っています。

結婚する気もさらさらないと

言ってたお前もとうとう

 

式まであげちゃう

ちゃんとした

パパになって

 

だんだん時間が

合わなくなって

全然会わなくなって

 

ババ抜きで言うと

俺だけがババになって

残って

 

『ドラマみたいだ』

 

ちょっとエロいことも。

扉閉まって一人になって

またベッドに潜り込んで

君の匂いにつられ

僕は一人で果ててる

『接吻とフレンド』

 

使った後のクラッカー

酷い火薬の匂い

 

片づけないで、

眠ってしまって

また朝になって

 

使ったはずのビニール

破れ漏れた約束

何故だか君が謝った

『アフターアワー』

(この描写は、情事の後なんじゃないかと思ってます。。)

 

いかがでしょうか。椎木さんが書く歌詞では、「憎悪」「自分への自信のなさ」「将来への漠然とした不安」「金や女への執着」など、

およそ人に見せないような自分のプライベートや、

人に見せるのを躊躇したくなるような自分の内面があけっぴろげに開示されているのがわかると思います。

 

人間だれしも、カッコつけて生きていたくなるもの。

弱さ、カッコ悪さを素直に認め、開示できる椎木さんは、

強いしカッコイイと素直に思います。

 

女性ファンが、椎木さんに惚れ込んでいるのは、

自分という人間に嘘をつかず、いつもまっすぐに生きている椎木さんの生き様なのではないでしょうか。

(僕は、少なくともそこに惚れました(笑))

3.  ライブは、マイヘアとファンが真剣勝負でぶつかれる場所

マイヘアのライブに行くと、必ず『フロムナウオン』という曲に乗せて、

椎木さんが弾き語りをするMCがあります。

 

www.youtube.com

(0:10~をご覧ください!)

 

ここが、マイヘアのライブで一番好きなところ

(皆さん、是非この感動を味わってほしいです!!!)

 

「カッコ悪くたっていい、不器用だっていい」

「嫌ならやらなきゃいい、好きならやればいい」

「誰のために生きてんだよお前の人生だろ!!!」

 

椎木さんは、いつでも目の前のファンと真剣にぶつかってくれます。

先ほど書いた「自己開示」をしながら、「お前はどうなんだよ、自分に嘘をつくなよ」と迫ってくるような迫力がある。

 

そのたびに、ちっぽけなことで悩んでいる小さい自分にまた気づいて、

日々の悩みも大したことないなと気づかせてくれます

 

音源の良さ、ライブの良さはそれぞれバンドによって違いますが、

マイヘアは歌詞でもライブでも、いつでもまっすぐにぶつかってくる。

だからこそ、エモくて、惚れちゃって、最高にかっこいいんだと思ってます。

 

ライブは、マイヘアとファンが真剣勝負でぶつかれる場所です。

 

ちょっと、語りすぎたかもしれませんが、My hair is badは本当にいいバンドです。

皆さんそれぞれが、自分にとってのマイヘアの魅力を見つけてみてください!!

 

11月には、新作音源『hadaka e.p.』がリリースになります!

My Hair is Bad、新作音源より“次回予告”を『SOL!』で初オンエア (2018/09/18) 邦楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

 

非常に楽しみです!