【ライブレポート】KEYTALK初のホールツアー!ノンストップの1時間半で見えたもの

10月、KEYTALKは「HALLTOUR2018 目指せホールインワン あなたの心へ100ヤード」と題した初めてのホールツアーを全国4箇所で開催しました。

 

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自分も10/6の大宮ソニックシティ・10/29(今日)のNHKホールと2回参戦してきたので、今日はここでライブの感想を語ってみたいと思います!

 

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気持ちは熱いうちに…ということで、バリバリ平日ですが、今日も更新しちゃいます!!

(劇的に関係ないですが、今日は季の美のジントニックを飲みながら書いています…季の美うま。)

 

1. セットリスト

今回、大宮・NHKホールと、それぞれ曲の構成は概ね同じものの、順番や内容を入れ替えていました。

2度参戦する人にも新しい楽しみを残しておいてくれるのはさすがKEYTALKですね~。

 

■10/6 大宮ソニックシティ

1. アーカンザス

2. MONSTER DANCE

3. nayuta

4. Love me

5. お祭りセンセーション

6. color

7. アオイウタ

8. MURASAKI

9. フォーマルハウト

10. Human Feedback

11. sympathy

12. 秘密

13. ASTRO

14. blue moon light

15. a picture book

16. ブザーヒーター

17. 東京シネマ

18. 夕映えの街、今

19. ナンバーブレイン

20. パラレル

En

22. MATSURI BAYASHI

23. Summer Venus

 

■10/29 NHKホール(★は大宮から入れ替え) 

1. Human Feedback

2. トラベリング★

3. 秘密

4. ASTRO

5. アーカンザス

6. MONSTER DANCE

7. nayuta

8. Love me

9. フォーマルハウト

10. シンドローム

11. color

12. 東京シネマ

13. MURASAKI

14. blue moon light

15. a picture book

16. ブザーヒーター

17. スターリングスター

18. 夕映えの街、今

19. ナンバーブレイン

20. HELLO WONDERLAND★

21. 太陽系リフレイン★

En

22. MATSURI BAYASHI

23. 桜花爛漫★

WEn

24. Summer Venus

 

見て頂いて分かる通り、アルバムやB面の曲も多く、非常にコアな曲選でした、、!久々に聴いて、こんな曲あったなぁ、いい曲だなぁという、久しぶりの再会・新たな出会いが楽しいライブでしたね!

(そして懲りずに、今回もSummerVenus騙されました!カバン持って帰ろうとしてたw)

 

2. ホールツアーの"弱み"をホールツアーだからこその"強み"に

今回、偶然にも自分は2回ともホールの2階席・3階席の上部、という、普通であれば「良席」とは言えない席でライブを観覧しました。

その分、じっくりと音楽に集中することはできたのですが、ライブハウスや野外フェスが多いKEYTALKのライブでは、あまりない経験でした。

 

スタンディングのライブの場合、やる気次第で、最前列に回ることも難しくないですが、ホールはそうはいきません。

おまけに、アリーナ等ではもはや一般的になった大画面のビジョンも導入できないため、距離が遠い人は大げさでなくメンバーが「豆粒」くらいに見えたと思います。

 

そうなってくると、メンバーの表情を見たり、手元を見たり、といった楽しみはなくなるわけで。隣の人ともスペースが区切られているから、接触もない。必然的に、"音"に集中する空間になるわけです。

 

今年は何度となくロックバンドのライブに行っていますが、そういえばこういうの久しぶりだな、というのが、正直な感覚でした。ライブの空間の熱っぽい雰囲気が好きで、毎回全力でぶつかっていたという自負はあるのですが、改めて演奏を"聴く"ことをメインにライブに来る、という基本的な体験が、気づいたら少し遠くなっていたかもしれません。

 

実際、当たり前ですが、ライブハウスならではの効果に、当の本人(=KEYTALK)たちも気づいている。だからこそ、"盛り上がり"を重んじる普段のライブではなかなかできないようなコア曲を中心に、厳選した20数曲をこれでもかと全力疾走で駆け抜けたのだと思います。来てくれた人には、今回のライブで初めて知る曲・改めて惹かれる曲に出会ってほしい。そんな意図が、至るところで感じられました。

 

物理的な距離は遠くても、心に届く演奏にしたい-「あなたの心へ100ヤード」の意味が、ライブに行って初めて本当に納得しました!

 

3. 会場を選ばないバンドになるんだという意志

 今回、ホールツアーは(前に書いた幕張とはまた違う意味で)本人たちにとっての挑戦だったと思うのですが、「ホールツアーをやってみたかった」というMCでの巨匠の発言曰く、特に意図して"狙った機会"だったのではないでしょうか。

 

 ライブハウスを熱気に包むバンド、アリーナを沸かせられるバンド、ホールにはホールの楽しみ方を見せてあげるバンド…会場(≒楽しみ方)を限定しないバンドに今後なっていきたいという意志が節々に感じられたライブでもありました。自分も今回改めて、何曲もメロと歌詞の良さに気づかされました。ホールツアー、大成功だったと思います、、!

 

KEYTALKはメジャーデビューを2013年にしてから、今年で5周年になります。今日のライブの終わりには、5周年の節目にメジャーデビューを発表した恵比寿LIQUIDROOMで原点回帰となる2Daysライブをすることが発表されました!(もう一カ月切っているw)

 

keytalkweb.com

 

 何年経っても、KEYTALKKEYTALK。音楽性や演出はちょっとずつ変わっていますが、彼らの根本の良さは変わっていないので、だからこそ毎回のライブに期待しちゃいますね!来月も楽しみだ。

今日は「フォーマルハウト」と「a picture book」を聴いて、余韻に浸りながら寝ます~!

 

それではまた!